批評的な立場から考えるべき作品──落ち着いて一次資料を確認し、前提を揃えてから議論を始めよう。
『リリアンヌのサキュバスの館』レビュー|構造と演出を議論形式で考察
リリアンヌのサキュバスの館のあらすじ
生意気な勇者「カイ」にサキュバスが襲い掛かる。
FANZA
※注意※
この物語の主人公は超絶口が悪く、この世の全ての女性を見下している最低男です。
あまりの口の悪さに人外娘が腹を立てるほどです。
力を持っているために女性からアプローチが多い人生を歩んできている彼の前に人外娘が襲い掛かります。
前作で異世界の勇者「アルス」が魔族の手に堕ち世界はより一層闇へと包まれた。
それでも人間はあきらめず魔族と戦い続け、多くの血を流したが
勇者「カイ」が無事帰還し、魔族の王「サキュバス」の討伐に成功した。
そして、世界が平和に戻り、勇者は魔族専門の退治屋を開業した。
◇カイ
勇者であることを心から誇りに思う今作の主人公。
モンスター娘を差別し、異形の姿だと見下している。
外見は中性的で筋肉隆々、人外娘が好むような顔をしている。
上位サキュバスを全て討伐したが館に逃げ込まれ、3匹のサキュバスを
始末することができなかった。
討伐したサキュバスの赤子リリアンヌを殺さず、大人になった彼女を性のはけ口にしている。
◇リリアンヌ
アリスとアルスの娘。皇位サキュバスだったが人間に敗れ、
赤子の頃からカイに引き取られ、囚われの身に。
妖力を全て吸い取られ、力の源の精液すら与えられずに玩具にされてきた。
忠実なフリをしているが、したたかでカイを組み敷く機会をうかがっていた。
自分の思い通りでないと気が済まない。
どんな男でも一瞬で虜にするため他のサキュバスから慕われている。
■シナリオ:バイオ西人、貸江田昴、土呂圖、まりおねっと近藤
■マンガ:土呂圖、貸江田昴
議論スレ
◆「叙述の信頼性は意図的に揺らされている」
◆「人物造形は一貫、矛盾は成長過程」
◆「伏線回収率が高く再読性もある」
リリアンヌのサキュバスの館のサンプル画像




議論スレ
◆「余白が想像を促す/反復が変奏を生む」
◆「視線誘導が誠実でめくりの快感が設計されている」
注意:海賊サイトに気を付けろ!
批評の正当性は正規資料でのみ保証される
◆「非公式リンクは作者への敬意を欠くため議論の前提から外す」
◆「安全性・正確性の観点でも公式のみ参照」