ストーリー展開を巡る攻防

少女が出演したその番組は、若手アイドル達と芸人が、ゆるい感じで笑いを取りつつ、

プロレスごっこをするような、ありふれたバラエティ番組になるはずであった

ところが、テレビ局側の手違い（に見せかけた陰謀）のもと、

何千人もの観客が入る地下プロレス会場で、本物の大柄な男性プロレスラー達を相手に、

本格的なエキシビジョンマッチに強●的に挑まされることになってしまう


『怪我をさせなければ何をしても構わない。数字はすべてにおいて優先する』

これが、対戦相手の男性レスラー達に、秘かに与えられていた指示であった。

露出の多いリングコスチュームに身を包み、

これから、自分がどういう目に合うのか、薄々察しながらも、

彼女は震える足でリングに上る


大勢の観客や視聴者の期待、鳴りやまないファンのコール、

一度リングというステージに立った以上、アイドルとして逃げるわけにはいかない

それは彼女なりの矜持か、生真面目な性格からの責任感からか、

ボロボロになり、恥辱の限りを味わいながらも、彼女は失神するまでギブアップをしなかった


これらの企画は空前の視聴率を上げ、彼女は幾度となくリングに上がることとなる。

ホワイトな彼女の所属事務所は、初めこそオファーにOKを出すつもりはなかったのだが、

再度の依頼に対して、何故か他ならぬ彼女が出演を望んでいることもあり、

強く拒否することができなかった。


『君が出演を拒否すれば、事務所のほかの娘にリングに上がってもらうよ』

テレビ局側は、秘かに彼女をそう脅していた。

大切な仲間をあんな目に合わせるわけにはいかない。

心優しい少女は、覚悟の上で自らの身を犠牲に差し出すことを選んだのだった。


アイドル・天〇春香

偶像であり生贄でもあるその少女は、

今日もその〇さな身体を

リングという名のステージに捧げ続ける


（stable diffusionで作成しました）

FANZA

掛け合い

◆部長：冒頭の静けさは爆発の前兆。
◆副部長：そこからの加速が心臓に悪い。
◆1年生：いや僕、寝落ちしました…
◆部長：寝るな！伏線を拾え！
◆副部長：でも初見の素直な反応とも言えるなｗ