討論にふさわしい一冊──大学漫研、本日の研究テーマは【妻を身代わりにした男】!
【漫研レビュー】妻を身代わりにした男|まぐろ珈琲の主題と演出を読む
ストーリーを研究する
■この作品は、過去に会社で不正行為をしてしまった主人公が、
FANZA
それをネタに脅してくる上司に逆らえず、
身体目当てに自分の妻に接近している事を知りながら、
上司の行動を見て見ぬ振りをしてしまい、
大切な妻を寝取られていく白黒漫画です。
全47ページとなっております。
※完成後に一度ヒロイン(妻)の容姿を変更し描き直したので、
おまけで変更前のverの方も収録してあります。(内容は同じです)
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■(簡単なあらすじ)
主人公・小橋宏典(ひろのり)は、
当時妊娠していた妻・千晶(ちあき)のために、出世を目指して仕事に没頭していた。
本来であれば持ち出し厳禁のデータを自宅に持ち帰るほど、がむしゃらに働いていたのである。
しかしある日、宏典はその重要なデータが入ったUSBを紛失してしまう。
そればかりか上司や同僚には一切報告せず、事実を隠蔽してしまったのだった。
だがそれを上司である蛭間(ひるま)に知られてしまい、
宏典は脅迫されるようになる。
蛭間の要求はただ1つだけ――「千晶に近づくことを黙認しろ」
到底受け入れられる要求ではなくそれを断ってきた宏典。
しかし、蛭間はついに「千晶に会いに行く」と宏典に宣言する。
そして宏典は……不正が発覚する恐怖から蛭間を止める事が出来なかった。
だが、その後も千晶の様子に大きな変化は見られなかった。
宏典はそれを「蛭間の接触を千晶が拒み、何も起きなかったのだ」と勝手に解釈し、
深く追及することもせずにそのまま見過ごしてしまった。
しかし現実はそう甘くはなかった。
あの日を境に、千晶は少しずつ……だが確実に変わっていった。
宏典の知らない、蛭間だけが知っている’別の雌’の姿へと――…
部員の議論
◆部長:序盤の布石が後半を導く。
◆副部長:成長曲線がリアル。
◆1年:再読で理解が深まった!
作画・コマ割りを研究する









部員の議論
◆副部長:余白の使い方が秀逸。
◆部長:繰り返し構図がテーマを補強。
◆1年:沈黙が語ってる!
注意:海賊サイトに気を付けろ!
公式確認が部活動の基本条件
◆副部長:非公式リンクは作者へのリスペクトを欠く。
◆部長:議論の土台は公式のみで固める。